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「妄●代理人」というアニメが面白かったので
PCたちでパロディしてみました。

漫画、あるいは小説にしたかったのですが
気力が保ちそうにないので、登場人物の絵とストーリーを並べただけです。

元ネタのアニメ本当に面白いのでお勧めです。何よりOPが秀逸!
しかし暗い気持ちになります。


※注意
・元ネタアニメのネタバレになり得ます。
・ファンタジーキャラを現代風にアレンジしています。
・別館の現代ファンタジーキャラも、多少アレンジして出ています。
・いろいろとナンセンスでマニアックでマイノリティです。
長い。





1.ストーリー

20XX年、日本。
都内某市で起こった連続通り魔事件が、人々を震撼させた。
犯人の性別、年齢、服装等、一切が謎。
何故なら、 被害者ごとに目撃証言が全く異なるからである。
しかし被害者の証言には、必ず一致する箇所がある。
「 金色のローラーブレードと、折れ曲がった金属バット 」

――― あなたの金色バットとは、何ですか?




2.登場人物

2.1.月野瀬恵麻(つきのせ・えま)
 
18歳。弱冠16歳でデビューした漫画家。ペンネーム「三日月エマ」。
デビュー作「チャーミィ・オランジュ」が大ヒット。
「チャーミィ・オランジュ」の主人公・花咲みかん(通称:みかりん)は、サブカル界隈中心に流行し、社会現象になる。
所構わず「みかりん」のフィギュアに話しかける悪癖がある。
連載をいくつも持つが、最近はスランプに陥り休載ばかり。
周囲からの過度な期待に嫌気を感じていた頃、「金色バット」に襲われる。
その姿は、身長175㎝程度の男性。


2.2.泉都イタル(いずみや・いたる)

20歳。若い女性に大人気のファッションモデル。
表向きは好青年だが、本質はプライドが高く意地悪い腹黒。
ひょんなことから「金色バット」であると疑いをかけられ、週刊誌に中傷記事を書かれ、人気が急転落する。
それを新人モデルが自分を蹴落とすために企てた陰謀だと信じ込み、陥れ返そうとしていたところ、「金色バット」に襲われる。
その姿は、背が高く痩せ型の男性。
後に新人モデルも「金色バット」の被害に遭う。


2.3.碓井明(うすい・あきら)

35歳。内科医。
思慮深く、且つひょうきんな性格。妻と娘を事故で亡くしている。
以前から偏頭痛に悩む恵麻の診察をしていた。
被害にあったあとの恵麻の話を聞くうちに、妻と娘の幻想を見るようになり、過去の罪や家族を失った理由を思い出す。
自宅で服薬自殺をしようとしたとき、「金色バット」に襲われる。
その姿は、患者服を着た女の子。腕に無数の注射跡がある。


2.4.1.堀川杏奈(ほりかわ・あんな)

23歳。警察官。明るく前向きな女性。
解離性人格障害者(二重人格)で、夜になると別人格「アゲハ」が現れる。
「アゲハ」の時の記憶はない。
「アゲハ」の人格が昼間に現れた日の夜、「アゲハ」と身体の内面で口論になり、その最中に「金色バット」に襲われる。
その姿は、露出度の高い服を着たピエロ。


2.4.2.アゲハ

杏奈のもう一つの人格。夜になると現れ、杏奈の身体を乗っ取り風俗嬢として働く。
ウィッグを使用し、派手な化粧や服装を好む。
奔放で欲望に忠実な性格。嫉妬深く、ヒステリック。


2.5.有賀勇人(あるが・ゆうと)

20歳。肉体労働中心のフリーター。
表情が硬く無口だが、勤勉で心優しい青年。
イタルの幼馴染で、イタルが襲われ入院したあとは、たびたび見舞いに訪れていた。
ある日、見舞いの帰り道に当たり屋の被害にあい、その件と高校時代の暴力事件もあわせてヤクザに脅され、多額の支払金を要求される。
期日までに払うことができず、身売りでの償いを強要され、摂食障害になり追いつめられていたところ、「金色バット」に襲われる。
その姿は、肥え太った中年男性。


2.6.桂木蓮司(かつらぎ・れんじ)

23歳。T京大学理学部の大学院生。
居丈高な態度の皮肉屋。根は素直で臆病。
天才と呼ばれる一方、周囲からは嫉妬され孤立している。
努力の過程を見られず、結果だけを求められる自分の価値は何なのかと悩んでいる。
寂寥感と苛立ち、過度な期待に潰され、7階の研究室から飛び降りようとしたとき、「金色バット」に襲われる。
その姿は、英語を喚き続ける白衣の女性。


2.7.頼成千鶴(らいじょう・ちづる)

17歳。某高校の2年生。穏やかで紳士的。
育ての親が義理であること知り、ショックを受けて家出する。
本家を突き止め生みの親や姉と面会したが、幼い頃に捨てられ居ないものとして扱われていた事実に失望する。
どうすればよいのかわからなくなった帰り道、「金色バット」に襲われる。
その姿は、和服の中年女性。
入院中、姉が身を引き取りに来るが、千鶴は記憶喪失になってしまっていた。


2.8.天宮司環(てんぐうじ・たまき)

17歳。某高校の2年生。好奇心旺盛で多少変わりもの。
金色バット事件に興味を持ち、独自に調査を行っている。
第一の被害者である恵麻が、かつて同高校の生徒であったと知り、それを利用し話を聞こうと試みたが、刑事たちに阻まれ失敗続き。
ある日恵麻を追いかけていた最中、「金色バット」に襲われる。
その姿は、フードをかぶった背の高い男性。


2.9.志島希成(しじま・きなり)

17歳。某高校の2年生。男装少女。優しく柔和な性格。
性同一性障害を隠して生活している。
親友である環に友人以上の感情を抱く自分を嫌悪し、最近は環と距離を置いて気持ちを覚まそうとしていた。
その結果、環の突飛な行動を止められず、彼女が被害にあったことを自分のせいだと思い込む。
情緒不安定になっていたところを「金色バット」に襲われる。
その姿は、自分に似た容姿の女子高生。


2.10.宵越颯(よいこし・はやて)

19歳。某高校の3年生(留年生)。粗暴なヤンキーで、学校の問題児。
薬物中毒による破壊衝動で悪さを繰り返す中、金色バットの事件を見て心酔し、模倣犯として動く。
イタルの事務所の新人モデル、環、後述の出雲(一度目の襲撃)は颯による犯行。
当初は嘘の供述ばかりしていたが、自身の暗い過去について言及され、罪を認める。
その後、留置所内で本物の「金色バット」に襲われ、死亡する。
その姿は、黒髪の男子高校生。スポーツバックと学生鞄を持ち、クレープを食べていた。


2.11.1.東和一刻(とうわ・いっこく)

18歳。某高校の3年生。陽気で冗談好きな性格。
HN「銀狼」として自殺サイトに書きこみ、「黒猫」を名乗る人物と待ち合わせたら、それは弟の永真だった(本当は「黒猫=永真」と知っていて待ち合わせた。)
ふたりで自殺しようと様々な方法を試すが、一向にうまくいかない。
山奥で「金色バット」に出会い、自分たちを殺してくれるように頼むが…
その姿は、表情のない青年。


2.11.2.東和永真(とうわ・えいしん)

18歳。某高校の3年生。陰気で根暗な性格。一刻の双子の弟。
HN「黒猫」として自殺サイトに書きこみ、「銀狼」を名乗る人物と待ち合わせ、兄であることに面食らう。
自殺を試みる中、一刻だけ助かるようにこっそり工夫するが、毎回自分も助かってしまう。
山奥で「金色バット」に出会い、殺してもらうため追いかけるが…
その姿は、満面の笑みの青年。


結局二人は「金色バット」の被害に遭わず、自殺もせずに帰宅する。
しかし帰宅時、ふたりの性格は丸っきり逆になっていた。


2.12.桐原出雲(きりはら・いずも)

28歳。刑事。「金色バット事件」を調査している。真面目で一本気な大和男児。
一連の事件の関連性を調査すべきだと主張し、複数犯の線で動いている調査班では孤立している。
一人目の被害者である恵麻に疑いをかけ調べていたとき、「金色バット」に襲われ、返り討ちにして確保するが、それは愉快犯の颯であった。
颯が留置所内で死亡した問題で調査班を外され、休職となるも単独で捜査を続ける。
事件に固執しすぎて、強迫観念から「金色バット」の幻覚を見るようになり、本物の「金色バット」に襲われる。
その姿は、身長175㎝程度の男性(恵麻の証言とほぼ一致)


2.13.桐原時雨(きりはら・しぐれ)

29歳。出雲の兄。
刑事だったが、2年前に交通事故で両足不随になり、現在は休職して入院中。
見舞いに訪れる出雲から事件のあらましを聞き、様々な助言をする。恵麻を調査しろと指示したのも時雨である。
その一方で、事件にのめりこんでいく出雲を心配している。
「金色バット」の正体を明かすため、リハビリを放棄して退職願いを書き、心の支えとしていた父の形見を破壊して、自らを追いつめ「金色バット」を呼び出すことに成功する。
その姿は、自分自身。
唯一「金色バット」の襲撃から逃れた。



3.「金色バット」


3.1.概要

謎の通り魔。精神的に追い詰められた人間のもとに現れる。
目撃した者によって様々な姿を取るが、共通して金色のローラーブレードを履き、折れ曲がったバットを持っている。
実際に襲われている被害者以外の目には見えない。

※以下ネタバレ





3.2.正体

恵麻が作り上げた妄想上の人物。


8年前、親友の美果(みか)と遊んでいた恵麻は、小さな崖の上から美果を引き上げる際、不注意で手を離し、美果は頭を打って死んでしまった。

とっさに通り魔の仕業であるとでっち上げ、自らも被害者を装った。

そのときの恵麻の狂言が、現代に蘇った姿が「金色バット」である。



美果の顔は、恵麻の漫画の主人公「みかりん」と瓜二つ。

恵麻が自らの罪と向き合い、美果に謝罪したことで、「金色バット」は消滅した。

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