世捨ての剣士
本名:如月時雨(キサラギ・シグレ)
性別:男(人間)
年齢:26歳
身長:182cm
職業:流浪人(旅人)
<容姿>
猫背気味。
腰ほどまで伸びた艶のある黒髪。首筋あたりで緩くひとつに束ねている。前髪が長い。
伏し目がちの焦げ茶色の瞳。一重瞼で睫毛が長め。
鼻筋が通っており、顔立ちは整っている。
チャコールグレーのロングトレンチコート
インナーは黒いハイネック
藍色のストレートパンツ
黒い革靴
<武器>
左腰に妖刀「凪助(なぎすけ)」を、コートのベルトに鞘を固定する形で携えている。
鞘から抜くと風を纏う日本刀。
周囲の風を集め、鎌鼬のような疾風を起こすことも可能。
柄は藍色、鍔は翡翠色、刃は白銀。風を纏わせると浅葱色に光る。
<性格>
普段は温和で物腰が柔らかく、どこかぼんやりしている物静かな性格。
浮世離れした雰囲気をもち、頼りのない気弱な印象を与える。
だが愛刀である凪助に心酔しており、一度抜刀すると何かに憑かれたように冷酷になる。
凪助を狂愛し、身も心も通じ合っている。
自分と凪助の愛を邪魔すると判断したものには容赦がない。
そして他人や世の中にほとんど興味がない。
表面的に関わるうえでは人畜無害だが、実際は偏執的な自己の世界に陶酔している狂人。
<邂逅録と現在の動向>
弟を主人とする精霊に出会い、弟が自分を探していることを知る。
「御前が一度でも剣で勝つことが叶えば、死に際の立会について考えよう」と伝言を託す。
幾月が過ぎ、自分を探して旅していた弟と対峙する。
約束通り剣を交える中で、己の愛の形に凪助が正しく呼応していないことに気づき、惜敗を喫する。
精神が壊れ、自我をほぼ失った状態で実家に連れ戻される。
その後、 抑うつ状態となり実家にて療養。
しかし、時折家を抜け出してふらふら放浪しては、己の在り方や愛について考え続ける。
ある者との邂逅で、「真実の愛」を取り戻し、旅を再開する。
今までの愛への価値観を一新した愛の形とは―――
<image music>
BEMANIシリーズより「音楽」 弁士カンタビレオ
以下、生い立ちなど細かい設定
<生い立ち>
由緒ある剣士の家系に長男として産まれ、弟(出雲)と共に父のもとで修行をし、剣士として働いていた。
その腕は確かなもので、地元では剣豪として名を馳せていた。
しかし修行を重ねるうちに凪助の刀としての魅力にとりつかれ、歪んだ愛を抱くようになる。
自分と凪助以外のもの、世界の全てが愚かでつまらないものと感じるようになり、剣士の道を歩むことを止め、凪助で切腹し自ら命を絶つこと(曰く、凪助と心中すること)を決意する。
そのために相応しい死に場所を探す旅に出る際、引き止める父に瀕死の怪我を負わせ、弟の出雲との戦いで右目の視力を奪い、家を去る。
剣士の家系から縁を切る意味で姓を捨てたため、下の名だけを名乗る。
<真実の愛>
依存、崇拝、建国。
互いが互いを生かすために愛し合う。
何人たりともその関係性を崩すことは許されない。
凪助は時雨にとって、なくてはならないもの。自分だけが独占すべき対象。逆もまた然り。
故に、狂信し、身を委ねる。
互いの声しか聞こえない。互いの姿しか見えない。互いの存在しか認識しない。
そんな世界で永遠に愛し合う為には、両者の力を常に意識しなければならない。
だから邪魔者は勿論、生きとし生けるもの全てが獲物。
二人の世界を作るために、二人の力で、命を屠る。
ある種カルト的宗教とも言える世界観で愛を確かめ合った結果、無差別殺人者と相成った。
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